SMC PENTAX-M ZOOM 35-70mm F2.8-3.5 Mタイプのジャンクレンズです。
7群7枚構成で結構重たいレンズです。2倍ズームで最短撮影距離が1mと物足りないスペックですが「昔のレンズ」といった感じのレンズです。540円でした。
外見は、年式(1979年ごろ)にしては、きれいだと思います。
しかしレンズ内部は、全体に菌糸状のカビで覆いつくされています。
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こんなにカビだらけのレンズは初めてです。はたして、カビをとることができるでしょうか?
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とりあえず、前枠の化粧板をゴムリングをあてて回しとります。ゴムローレットも外します。
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ゴムローレットの下にあるセットビスを3本外します。
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前玉群(3枚)が外せます。
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前玉群の裏側を中性洗剤と無水エタノールで、きれいにします。カビは上手く除去できました。
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前玉群のすぐ後ろのレンズが猛烈にカビています。この1枚のレンズの後ろに絞り羽があります。
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C型をしたレンズ押さえを外します。
・・・できれば、このリングは外さない方が良いと思います。
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このリングは絞り羽を押さえているリングで、下手に外すと絞り羽がバラバラに外れてしまいました。外れた絞り羽を元に戻すのに相当時間がかかりました。しかしそのおかげで、レンズは両面ともカビ除去ができました。
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レンズ清掃を終えて、元通りに組み戻します。
レンズのカビは綺麗にすることができました。
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少し重たいですが、ずっしりとした昔懐かしいレンズです。
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レンズのカビは、菌糸状の物は中性洗剤と無水エタノールで、比較的キレイにできることが多いと思います。
いずれまた、試写をしたいと思います。
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